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熱帯降雨観測(TRMM)衛星 6月16日頃 制御不能で大気圏再突入か!

              ※ 6月16日PM 南インド洋へ落下した模様…被害ナシ。


降雨の分布の観測を目的とした、熱帯降雨観測(TRMM)衛星は、米航空宇宙局(NASA)と、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の合同ミッションで…1997年11月28日に、種子島宇宙センターより打ち上げられました。


設計寿命は、3年2ヶ月でしたが…それを大きく上回り17年間も稼働し続け、今年4月にミッション終了となりました。その後も、米国の宇宙監視ネットワークは、TRMM衛星の降下を監視してきました。


現在、衛星の重量は…約2.63トン(2630㎏)。大気圏へ再突入して殆どが燃え尽きそうですが、燃え残ると予想されている12片…質量約112㎏(チタン・ステンレス鋼で毒性ナシ)が、地球へ落下する可能性有り…という事です。


                       落下予想パーツ

二つの推進剤タンク、窒素受圧タンク、4リアクションホイールアセンブリのフライホイール、2太陽電池アレイドライブアセンブリのアクチュエータ、高利得アンテナ(HGA)ブームブラケット、およびベアリングTRMMマイクロ波イメージャとパワー伝達アセンブリハウジングとシャフト


                落下予想範囲 [北緯35度~南緯35度]


trmmreentrymap.jpg
Credits: NASA


NASAのデブリプログラムオフィスは、TRMMの宇宙船の12のコンポーネントは再入力を生き残ることができると推定します。これらの作品一つは、誰かを打つ可能性は比較的低い確率である、約4,200分の1です。 by NASA 


制御不能で…どこへ落ちるかも判らない。1つにすれば軽いかも知れませんが、約112㎏の複数破片は鋭利なエッジを持っている可能性がありが、比較的低い確率って… 危険ですよ。σ(´ω`) emoji482_20150612172300a32.gif


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